健康である状態と病気の状態との間には、"病気にはなっていないが健康ではない状態""病気ではないが、病気に向かっている状態"などの微妙な状態がありますが、このような状態を東洋医学では未病と表現しています。
慢性病とは、文字通り"慢性の経過をたどる病気"のことです。つまり長く続く病気であるという意味です。慢性病患者とよばれる方々、高血圧などの生活習慣病患者は年々増加傾向にあると言われています。
現代社会は、食べ物には困らない飽食の文化と言われています。つまり、食べたり、飲んだり、体の中に何かを入れることにはこと欠かない時代です。ですから、食べ物などを入れることよりもむしろ体の中の悪いものを体の外に出すことがデトックスであり、大切になっています。
体臭とは、尿や便などの排泄物や汗などの分泌物などが原因となり、体から発せられる臭いのことを言います。 そして、体臭にはものすごく個人差があります。年齢差、性差、国籍差なども関係します。
加齢臭の原因は「ノネナール」という物質です。人間は中高年になると、皮脂の中に含まれる脂分の性質が変化してくるのです。脂肪酸の一種である、9―ヘキサデン 酸が増えて酸化が進みやすい状態になり「ノネナール」が増加してしまうのです。
「冷えは万病のもと」と言われていますが、東洋医学の世界においては「冷え」は病気の原因として重要な要素として捉えいます。東洋医学においては、この冷えの症状を重要視し、冷えへの対応を得意としてきた歴史があります。