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「がんの再発を防止したい」―東洋医学応用の体験記

大腸がんでリンパ節、肝臓に転移ある進行がんステージⅣと診断され、化学療法を開始、がん縮小後に大腸と肝臓の切除手術をして、約3年近く経過しました。
現在78歳、男子、薬剤師、今まで入院歴も無く、健康には自信がある方でした。
化学療法の副作用と手術侵襲によるダメージは大きく、食欲低下、味覚異常、便秘、手足の末梢神経障害による感覚異常、体重は16㎏減で栄養失調の状態、体力は極度に落ち、同時に持病の腰痛が酷くなり散々な状態でした。
がん化学療法の開始と同時に細胞免疫療法(自費治療)を併用しました。自分の血液を培養してがん細胞を攻撃する免疫細胞を増やし、点滴で体に戻す療法です。化学療法と細胞免疫療法を4クール実施した時点での検査で、がんは殆ど消退した状態になり大腸と肝臓の部分摘出手術を行いました。術後は化学療法は中止してがんの再発防止のために細胞免疫療法をしばらく継続しました。
がん治療後の心配は、転移や再発です。手術でがんを肉眼的にきれいに摘除できても、がん細胞は体のあちこちにばらまかれている可能性があり、いつまた再発するか分かりません。再発を防止するためには、体内で発生したがん細胞を殺す免疫力を強化することが最良の方策であると思います。
免疫力の補強に関しては東洋医学(漢方)が得意とする分野であるようです。数千年の歴史を経た経験医学には説得力があり、「漢方未病ラボ薬局」の薬剤師・鍼灸師さんと相談しながら、免疫力と体力を強化するための漢方薬、健康食品、食事療法(薬膳)、運動など、良いと判断できるあらゆる手段を実践しています。

漢方生薬は薬理的な実験結果があり、納得できる商品を選びました。

①クマ笹エキス(商品名:ササヘルス):

・自然治癒力の強化:血液を浄化して臓器の細胞の活動を活性化し、免疫力を高めてウイルスや細菌に対する抵抗力をつけるなどして、身体が本来的に持っている自然治癒力を向上させる。

・体の中では、常にがん細胞が発生しており、それを監視しているのが免疫系で、がん化した細胞をめざとく異物として判断して抑え込んでいるので、この免疫系の能力が正常なうちはがんは発症しない。免疫力は年齢とともに低下し、がんの発症率が高くなる。

・クマ笹は古くから強いエネルギーを持つ民間薬として使われてきたが、最近の医学薬学の研究で素晴らしい薬理作用が発見されている。

・クマ笹エキスの成分:クマ笹多糖体(免疫細胞を活性化する作用、がんの細胞膜に働きかけがん細胞の異常増殖を抑制)、葉緑素(がんの原因となる活性酸素を抑制)、リグニン(免疫力の担い手マクロファージの活性強化)等の有効成分を含む。

・クマ笹エキスがマウスの乳がん発生を予防し、増殖を阻止した研究発表(1997年)がされた。

②ククルビタシン(キュリ、ヒョウタン等のへたの部分に多く含まれる苦味成分):

抗腫瘍作用があることが知られているククルビタシン(天然抽出成分)の効力を強化するためにリポソーム封入(中国の薬科大学が特許製法)した製剤。更に生薬のサフラン(最近の研究で抗腫瘍効果が注目)エキスと、沖縄モズクに含まれるフコイダン(抗腫瘍効果)を配合した健康食品「三仙気」

食事療法と運動療法

(食事)免疫は腸と深い関係にあり、腸内環境を整える食事を工夫してます。ご飯は雑穀米に大麦を加えたものに変更し、ガン発病前はあまり野菜類を食べていなかったのですが、病後は大皿一杯に増やして季節の新鮮な野菜類を摂るようにしています。食物繊維が多く腸内の善玉菌を増やすもの、胃腸系を強めるもの、免疫力を増強するもの等の観点から、納豆、めかぶ、おくら、クコ、ナツメ、ゴマ、アーモンド、クルミ、じゃこ等をトッピングしたサラダを毎朝食べています。術後は便秘や下痢を繰り返していたが、最近はほぼ毎日正常な排便状態を維持しています。
(運動)術後は栄養失調の状態で体重が減り運動能力も落ちていましたのでえ、無理のない有酸素運動を継続的にできる方法としてルームランナーを購入し、走るのではなくウォーキングを夕方に30分(約2㎞)、更に好きな音楽をヘッドフォンで聴きながら音楽療法(免疫増強)を併用していますが、楽しく続けられています。

がん治療開始から3年経過の現況

4か月に1回検査受診していますが、CT 、MRI検査、血液検査でも再発・転移の兆候はみられず、体力も回復し、仕事も継続でき、順調に経過しています。 「漢方未病ラボ」には、漢方、生薬、健康食品以外にも、鍼灸、アロマ、薬膳、気功、などの東洋医学療法を指導しており、心強い相談薬局です。
これからも体に備わっている自然治癒力の増強のためのあらゆる手段を実践していくつもりです。

※個人の感想です。効果を保証するものではありません。