回生薬局TOPカイセイ薬局 情報コラム伊万里駅前店イベント情報 ≫ 薬膳12月教室、冬の健康楽膳(らくぜん)メニューご紹介

2014年地域のみなさまと一緒に開催してきました薬膳教室、今年最後の提案は冬の養生メニュー:寒邪対策として、体の陰陽のバランス、気や血を補うレシピをご提案しました。
薬膳は本来、その人の体質や体調にあわせるもので複雑です。しかし、ご家庭単位で活かしていただけるよう私たちが提案するレシピは、季節や一般的な体調変化に対しての内容で、みなさんが普段スーパーで購入でき、調理できるものをという願いで「楽膳(らくぜん)」と呼ばせていただいております。
2015年も試行錯誤し、改善をくりかえしてよりよいご提案ができるよう精進いたします。


伊万里駅前店イベント情報

■薬膳12月教室、冬の健康楽膳(らくぜん)メニューご紹介

2014.12.31


佐賀県伊万里市の回生薬局(かいせいやっきょく)です。

 

私たちは、地域の皆様に薬膳教室や東洋医学健康法などを提案させていただいております。

12月教室の薬膳教室のテーマは「冬を健康にすごすための東洋医学の養生法」

でした。教室にご参加いただいたみなさまと作ったレシピの一部をご紹介いたします。

 

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冬は、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒の6つの節気を含めた季節をいいます。

 

東洋医学の世界では、この季節は身体を休ませる時期であり、五臓六腑から運ばれてきた良い物質を体内で貯蔵

しなくてはいけないとされています。

 

「早く寝て遅く起きる(太陽の光がさすまでやすみなさい)」という時期なのです。

 

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この時期におすすめしたい食材としては以下の食材があります。

ご紹介している分類と働きの内容は東洋医学の専門用語で、難しいかもしれません.。

あと、漢方薬の原料生薬など、普段みなさまが聞きなれないものも含みますが一応書いております。

いずれも、ざっくりととらえていただければと思います。

 

※注意 薬膳は本来、その人の体質や体調にあわせて食材を組み合わせます。

以下にご紹介する食材はその人その人の状態によって組み合わせや加減が必要となることを付け加えておきます。

当店でご提案しているレシピは、季節の外的要因と一般的な体調のうつりかわりに対しての内容となっております。

 

 

 

 

「補気(ほき):気をおぎなってくれる」の働きがある食材。

米、いも類、大豆、きのこ類、アボガド、サバ、エビ、ブリ、牛肉、鶏肉など。

 

「補血(ほけつ):血をおぎなってくれる」の働きがある食材

人参、松の実、落花生、桑の実、ライチ、ブドウ、龍眼肉など。

 

「滋陰(じいん):潤いをあたえたり体内の陰の働きをおぎなう」働きがある食材

豆腐、オクラ、ほうれん草、イカ、カニ、鶏肉、鴨肉、豚肉、卵、チーズ、ヨーグルトなど

 

「補陽(ほよう):熱を産生したりする体内の陽の働きをおぎなう」働きがある食材

エビ、ニラ、生姜など

 

「理気(りき):気のとどこおりを改善してくれる」働きのある食材

米麹、サンザシ、玉ねぎ、カボス、キンカン、スダチ、みかん、柚子、鮭、白・赤ワイン、八角など

 

「活血(かっけつ):血液をいきいきとさせる」働きのある食材

紅麹、黒砂糖、カカオ、黒豆、サンザシ、菊花、ニラ、レタス、プルーン、桃、イワシ、うなぎ、サバ、さんま、ししゃも、紅花など

 

【簡単東洋医学用語解説】(ご興味がある方に)

「上記の食材の働きの分類の所に出てくる用語ですが、東洋医学の専門用語です。これらを簡単に解説いたします。

ここに出てくる用語は、東洋医学の「陰と陽」そして「気 血 水」という概念をもとに表現されています。

 

 陰陽(いんよう)とは、この世の森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)

の互いに対立する属性に考える、思想で、人間の体の中の働きにも陰と陽が存在すると考えます。

体のなかの陰と陽の働きはシーソーの用に互いにバランスをとりあっています。このバランスの崩れを食材によって

調節しようという考え方なのです。

 

気血水(きけつすい)とは、人間の生命活動に必要な体内の三つの要素で、「気」はエネルギー、「血」は血液、

「水」は体液のこと。これらが体内をバランスよく循環することによって、健康が保たれています。

これらのうち、いずれかが過剰であったり不足したり、滞ったりすると、病気の原因になるのです。」

 

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今月の薬膳は、お正月をイメージした内容のアレンジとなっております。

お客さまと一緒につくりおいしくいただきました。

以下解説は、東洋医学の古書に記載してある内容です。ご参考までに

 

■スペアリブのロースト

スペアリブ 補血をして、腎を補う働きがあります。

豆鼓  解毒、健胃の働きがあり、食欲不審時にもおすすめです。

 

■金針菜と人参のかざり

金針菜 清熱、止血、利尿のはたらきがあり、耳鳴りやめまい、むくみにもよいとされています。

 

 

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■ごぼうとほうれん草の門松

ごぼう 熱をもった腫れ物、口渇、舌のねばり、便秘などに効果があるとされています。

ほうれんそう 貧血、ドライアイ、目のつかれなどに効果があるとされています

 

■昆布のぐるぐる巻き

昆布 固まりを流す、むくみ、高血圧、余分なコレステロールの排泄にもよいとされています。

豚肉

 

■のせて楽しむのり巻き

米 消化機能を調節する 気を補う

のり むくみ、皮膚・粘膜保護

 

 

 

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■お雑煮 

もち米 披露、消化機能調節、体力回復のはたらきがあるとされています。

紅白生麩 口渇、消化不良、食欲不振のはたらきがあるとされています。

 

 ■赤ワインの寒天よせ

赤ワイン、粉寒天

 

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わたしたちは、私たちが大好きな東洋医学の知識を活かして、地域のお客さまのお役にたちたいと願っています。

 

そんな取り組みの一つの薬膳教室も無事一年間開催させていただきました。

 

一緒に楽しく学ばせていただいたお客さまのおかげさまです。感謝しております。

 

前述しておりますが薬膳は本来、その人の体質や体調にあわせて食材を組み合わせるもので、本場の中国などでは

病気の治療を目的として実践されているものなのです。

 

しかしながら、その薬膳を実際に実践するとなるとかなりの知識と経験を要します。

 

未病を改善することを目的として、先人たちの知恵と恩恵を脈々と受け継いでいるのが東洋医学です。

受け継いでいくことが大切だと考えると、ごく一部のマニアな人だけが知っているものではもったいないと思うのです。

実際に多くの方のご家庭単位で先人たちの知恵を活かしていけたらいいなと私たちは考えています。

 

私たちが提案するレシピは、薬膳コーディネイターの佐野先生のご提案により、季節の外的要因と一般的な体調のうつりかわり

に対しての内容となっており、みなさんが普段スーパーで購入でき、調理できるものでありたいという願いで

「楽膳(らくぜん)」と呼ばせていただいております。

 

どのような内容で、どのようなご提案がよいのか、常に考え改善しております。

 

今後とも、地域のお客さまと一緒に考え、実践をくりかえして、東洋医学の知恵をもっとみなさまにお伝えしていこうと思います。

 

2015年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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