回生薬局TOP回生薬局 情報コラム社長の想い ≫ それぞれの得意分野を活かして… 今年は鍼灸師さんにも大学講義で話をしていただきました

毎年、薬学部の大学で東洋医学について話をさせていただくのですが、今年は漢方未病ラボの薬剤師・鍼灸師である瀨戸さんに一部の講義を担当してもらいました。

薬剤師と鍼灸師の免許を同時に持つのは珍しいことですが、これからの薬剤師を目指す人、若い薬剤師さんたちにもお伝えしたいことを書いてみました!


社長の想い

■それぞれの得意分野を活かして… 今年は鍼灸師さんにも大学講義で話をしていただきました

2016.12.08


毎年、私達カイセイ薬局の東洋医学の取り組みを

薬学部の大学の学生さま方にお話させて頂く機会を頂いておりますが

 

今年は、弊社の「漢方未病ラボ薬局」の薬剤師でもあり鍼灸師でもある瀨戸さんにも同行してもらい

鍼灸(しんきゅう)の内容についての部分の講義を担当して頂きました。


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日本では、「東洋医学」というと「漢方薬」というイメージが強いかと思いますが

東洋医学が盛んな中国などでは、東洋医学のことを中医学と呼び

「湯液(とうえき)」生薬を使った飲み薬
「鍼灸(しんきゅう)」鍼やお灸を使った治療
「中医営養学」薬膳の食養生
「推拿(すいな)」 経絡マッサージ
「気功」気の流れを整える

など、様々な要素の総称のことを表現します。

 

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ところが

日本においては、鍼灸(しんきゅう)はまだまだ多くの方に知られていない学問で

薬学部の学生さんに至っては、はじめてその言葉を聞くという方も少なくありません。


そんな内容を、タイトな時間の中、弊社の鍼灸師が、がんばって話をしてくれました。


とても頼もしかったです。


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最近は、薬学部の学生さんたちにも「漢方」に興味を持つ方がとても増えてきました。



東洋医学に興味をもつ方が増えることにおいては、とても嬉しいと感じる反面


中には「普通の調剤とかやらずに、初めから漢方だけに携わる仕事がしたい」

という若い方も増えてきました。

自分の思う道にまっすぐに進むことは素晴らしいことですし

自分の夢に向かって、何があっても覚悟を決めて困難を切りひらいて行ってもらいたいという気もちが一番です




でも、

今までそのような若者を見ていて

残念ながら…途中で挫折する人がとても多いので心配しています。


「東洋医学を学ぶ環境がない」という意見が多数を占めるのですが

東洋医学で成功した方々を見ていると、出来ない理由を環境のせいにする人はいない共通点にも気づきます。



東洋医学の勉強と実践は自分の意思決定次第です。


薬剤師で居ながら、鍼灸師の免許の取得だって… 人の倍くらい勉強の時間を作れば誰にでも可能です。




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現在の薬学部の6年間の教育では、日本の医学のデフォルトである西洋医学に対して、薬のプロとしての専門性を活かす教育がなされています。


薬のプロとして、薬の研究開発や、薬物療法に対しての提案がメインです。

言ってみれば、それが基本形だと言えます。


好き嫌い 好む好まざるとはまた全く別の話です。


親御さんにいたっては、その大学での学びに、最低でも6年間投資していただいている訳です。


 

現在の日本の薬剤師さんは、漢方や東洋医学だけに特化した仕事をする薬剤師さんはまだまだ少数派です。



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人はとかく、今、綺麗に咲き誇っている花 特に個性的な花を咲かせている人を羨んだりするものですが


どんな花も等しく地味な種の時期があるわけで…

芽が出るまではじっと土の中で根をそだてる段階を経ています。

 

この過程は、森羅万象、すべてのものの共通点だと思うのです。



そして、物事には全て「陰陽」があります。


陽だけ、陰だけ とか そういう風に考えると物事うまくいかないように思います。


大切なのは、対局の存在を認め、バランスをとることだと思うのです。

 

 

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ですから私達カイセイ薬局では、すべての新人さんたちには皆等しく

まず、6年間大学で学んだことを活かす基本の仕事をきちんとできるようになってもらいます。


特殊な能力や技能や資格を持つ薬剤師さんであっても、必要に応じてみんなの基本の仕事にも関わってもらいます。


野球に例えると、まずはストライクを投げれるようになってもらいます。

変化球はその後です。



東洋医学は生涯学びが続きます。


ですから、社会人として最も大切な 自分の種をそだてる数年は、回り道でもなんでもないと思うのです。

 

焦らず、かたよらず、

しっかりと、見えないところで根をはり芽を出して、そこからどんどん個性的な花を育ててほしいなって思っています。

 

 

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