弊社は昭和５１年に創立され、わが国の医薬分業黎明期から地域薬局や薬剤師の役割について追究を続けてきました。
医薬分業の推進が国民にとって是か非かが論議される中、いち早く薬歴管理業務の必要性を発見し昭和５２年頃から着手しました。
当初は大学ノートへの記録から、薬歴カードの作成、 そして電子薬歴システムの開発へと進化してきました。
薬局はコミュニティファーマシー、つまり地域住民のための公共的な施設であるべきとの考えから、弊社の企業理念は「More for the Community」としました。
医薬分業７００年の歴史あるヨーロッパの薬局のあり方を研究し、コミュニティファーマシーは、地域住民が必要とする薬剤は、何でも、いつでも、どこででも、責任もって供給する機能を備えているため国民に高く評価されていることから、弊社も初期から調剤専門薬局的な形態でなく処方せん調剤とＯＴＣ医薬品併設型にし、処方せん応需とＯＴＣ販売の休日夜間体制は平成２年から取り組みました。
同時に血液製剤の２４時間供給の行政からの依頼にも応え地域医療に貢献しています（伊万里地域）。

処方せん調剤部門では、患者さんが使用する薬剤の安全性と有効性を徹底的に確保するためのシステム開発に注力してきました。
調剤の人為的なミスを防止するピッキング監査システムを開発しましたが、これによって薬剤師を調剤過誤の緊張から解放することができました。
電子薬歴システムの開発、改良により、薬歴管理業務や服薬指導業務の質が向上し、作業効率を上げる ことができました。
弊社は質の高いコミュニティファーマシー及びコミュニティファーマシストの開発・育成にこれからも挑戦し続けます。